建設業許可に必要な専任技術者とは
建設業許可をうけるにあたって、専任技術者の存在は、経営管理責任者の存在と並んで非常に重要となります。
専任技術者とは、工事施工や契約締結にあたっての技術的な責任者で、会社ごとではなく、営業所ごとに配置しなければなりません。また、専任技術者となるためには、一定の資格又は一定の経験が求められます。
では、専任技術者はの要件を経験で満たそうとする場合、何年の経験が必要なのでしょうか。
専任技術者の経験要件
結論を言えば、専任技術者の要件を経験のみで満たすためには、10年が必要です。
ちなみに、従事している業種が1業種ではなく2業種ある場合には、重複してのカウントはできませんので、10年×2=20年必要となります。
例えば、大工工事と屋根工事をいずれも請け負っている会社があり、その2業種の割合は50%ずつだとします。そうした場合、10年間大工工事・屋根工事をどちらも行なう経験を積んだとしても、大工工事の経験年数は10年×50%=5年、同じく屋根工事も5年となり、10年では経験を満たせません。
このような計算をされていまいますので、仮に経験のみで専任技術者の要件を満たそうとする場合、1名の技術者で2業種以上を申請するのは容易ではないのです。
いざ許可を取ろうとした際に困らないよう、要件を満たす技術者候補の方を、資格を取得させる等して育てておくと安心ですね。
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