「身分証明書」とは
建設業許可の申請にはいくつかの必要書類がありますが、そのうちの一つに「身分証明書」があります。
この身分証明書は、運転免許証等のことではなく、禁治産・準禁治産の宣告を受けていないこと・後見登記の通知を受けていないこと・破産宣告の通知を受けていないことの3つを証明するための書類です。
身分証明書は、個人事業であれば個人事業主について、法人であれば、建設業法上の役員全員について提出が必要で、本籍地の市町村役場から取り寄せます。
では、身分証明書を遠方から取り寄せるには、どうしたら良いのでしょうか。
身分証明書を郵送で取得する方法
ここでは、個人の方が、自分の身分証明書を取り寄せる前提で解説します。
遠方から身分証明書を取り寄せるには、次のステップが必要です。
- 本籍地の市町村役場のHPを確認し、身分証明書の金額・郵送請求先の住所を確認する。
- 本籍地の市町村役場のHPから、身分証明書の請求用紙をダウンロードして印刷する。又は、必要事項を確認の上、請求用紙を手書き等で作成する。
- 身分証明書の金額分の「小為替」を、郵便局で購入する。
- 「請求用紙」に必要事項を記入する。
- 「記入済の請求用紙」「自分の運転免許証等、本人確認書類のコピー」「料金分の小為替」「住所を書いて切手を貼った返信用封筒」を封筒に入れ、郵送する。
- 数日~10日ほどで、役所から返送される。
本籍地の役所が遠方の場合には、このような手順を踏むことで、郵送請求が可能です。
なお、身分証明書は、本籍地の市町村役場で取得するもので、そもそも本籍地がわからなければ請求できません。もし自分の本籍地がわからない場合には、身分証明書の請求に先立ち住民票を本籍地入りで取得してください。そこに本籍地が載っていますので、本籍地が判明します。
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