建設業許可に必要な身分証明書を遠方から取る際に使う小為替の注意点

建設業許可

「身分証明書」とは?

建設業許可の申請にはいくつかの必要書類がありますが、そのうちの一つに「身分証明書」があります。

この身分証明書は、運転免許証等のことではなく、禁治産・準禁治産の宣告を受けていないこと・後見登記の通知を受けていないこと・破産宣告の通知を受けていないことの3つを証明するための書類です。

身分証明書は、個人事業であれば個人事業主について、法人であれば、建設業法上の役員全員について提出が必要で、本籍地の市町村役場から取り寄せます。また、本籍地が遠方等の理由で役所まで出向けない場合には、郵送での申請も可能です。

身分証明書を遠方から取り寄せる場合には「小為替」を使用しますが、使用にはいくつかの注意点がありますので、まとめておきます。

小為替使用の注意点

小為替とは、遠方にお金を送る手段だと考えてください。普通の郵便では現金は送れませんから、お金の代わりに小為替を送って、お金を払うわけです。一般に、役所から書類を取り寄せる際に使用します。

使用にあたっての注意点をいくつか挙げておきますので、参考としてください。

  1. 小為替は、最寄りのゆうちょ銀行で入手できます。つまり、ゆうちょ銀行の閉まっている時間帯や土日には入手できません。
  2. いくつかの券種があり、通常、お釣りは出ません。例えば300円の身分証明書を取るために450円の券面の小為替を1枚送ってしまうと、「150円分の小為替を返送してくれる」のではなく、「450円の小為替は返すので、新たに300円の小為替を送り直してください」と言われて、時間も手間も余分にかかります。そのため、小為替を買う前に、請求先の市町村役場のHP等にて、身分証明書の金額を確認されることをお勧めします。身分証明書の金額は、市町村によって異なるのです。
  3. 小為替を買うには、券面額+200円が必要です。300円の券面の小為替を買うためには、500円が必要、ということです。
  4. 小為替には有効期限があり、その期限は6か月です。手続きを踏んで交換はできますが、手間もかかりますので、必要な券種を必要な時に買うと良いでしょう。

小為替は普段使うことは少なく、見慣れないという方も多いかと思いますので、ご参考となれば幸いです。

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