古物の物々交換に古物商の許可は必要?

古物商許可

不用品の物々交換

今度、友人たちと、着なくなった服同士を交換するのだけど、古物商の許可なんていらないわよね?

はい、ご友人同士で、ご自身の着なくなった服を交換する程度でしたら、許可はいりません。

友人同士などで、着なくなった服を交換する程度であれば、古物商の許可は必要ありません。

これは、「物々交換だから」ということではなく、そもそも自分や家族の着なくなった服などの不用品を単発で売る場合には、許可がいらないためです。

フリマなどで自分や家族の着なくなった服や不用品を出品する場合に許可がいらないのと、同様に考えると良いでしょう。

営業としての物々交換

一方、転売目的で仕入れる古物の仕入れの際の支払い方法がお金ではなくモノだからといって、古物商の許可が不要なわけではありません。具体例としてはあまり考えにくいところではありますが、例えばシャネルの中古バッグを仕入れる対価にルイヴィトンのバッグを渡す、というイメージでしょうか。

渡すものがお金ではなかったとしても、何等かの対価を払って仕入れる以上、お金で仕入れる場合と同様に、古物商の許可が必要です。

同様に、お金を払って仕入れた中古品を売る際に、お金ではなくモノで受け取るような場合にも、許可が必要になりますので、こちらも併せて知っておかれると良いでしょう。

まとめ

この記事を書いたなごみ行政書士事務所では、全国対応で古物商許可申請をサポートしております。行政書士が書類を整えることで、スムーズな許可申請が可能となります。

古物商許可でお困りの際には、ぜひ当事務所へのご依頼をご検討ください。

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